AI開発
株式会社エアトリ 矢野様
「ITの力でエアトリ経済圏を構築し未来をつくる」という経営理念のもと、和製OTA NO1を目指す株式会社エアトリ(AirTrip Corp.)
今回、日本生産性プロジェクトという日本の生産性を上げるためのプロジェクトで、日本でのAIの普及を目指すべく、エアスマAIを共同開発いたしました。そんなエアトリの執行役員であり、代表が普段から仲良くさせていただいている矢野様に弊社と開発した感想やご意見、さらには日本生産性プロジェクトの今後の展望などをインタビューしています!
いつもお世話になってます。
今日は貴重なお時間いただきありがとうございます。
とんでもないです、こちらこそありがとうございます。
いつも色々とご相談のご連絡頂き、嬉しいです。
いえいえ、共に大きくしていきましょう。
はい、ぜひともです。
では早速本題にはなるんですけど、改めまして弊社にご依頼いただいた事業内容についてお聞かせください。
はい。
今回ご依頼させて頂いたのはエアスマAIという生成系AIプラットフォームサービスのシステム開発です。
世界的には2022年からOpenAIが出てきましたが、日本はその中で開発面も利用面も世界に遅れをとっていました。
弊社としては世界との格差を埋め、AIの普及、さらには日本の生産性向上を目指すために今回のサービス開発に踏み切りました。
多方面からお話を伺ってみたところ、御社の知見を生かして、プロンプトや画像・音声の生成系AIを用いたエアスマの開発ができるのではないかと考え、今回ご相談させていただきました。
ありがとうございます。
そうですね、弊社としても生成AIが日本の生産性を向上する役割を果たすと思っているのでご一緒出来て良かったです。
次に、今回弊社をお選びいただいた理由についてお聞かせください。
OpenAIが出る以前から、御社は既にいくつかのAIサービスをローンチしており、そのサービスのクオリティに感動したことがプロジェクトを共に進めたいと思ったきっかけでした。
ありがとうございます。
仰る通り、弊社としても2016年からAIの技術開発に投資してきており、2022年にOpenAIが出てから生成AIの研究開発に一気に舵を切ったので、そこを評価していただけたのは非常に嬉しいです。
次に、今回のプロジェクトの詳細についてお聞かせください。
プロンプトを簡略化し、精度高く、使いやすいAIにすることを考え、御社との相談の中で「カスタムプロンプト」のアイデアが生まれました。
AIを使いこなす上で「プロンプト」は最重要ですが、そこが複雑であることがAIが普及しない原因だと感じました。
今回のプロジェクトでは、約1000種類の各業種・業態に対応する「プロンプト」を用意することで、誰でも使いやすく、生産性向上に繋がるサービスを開発しました。
そうですよね。
やはりAIを使いこなすときに「プロンプト」というのは一つのキーワードになってきますし、そこを誰もが使いやすいものにしました。
エアスマAIをきっかけに、日本にAIが普及すれば良いなと私も考えております。
次に、弊社と実際にやってみて良かった点がございましたらお聞かせください。
まず、弊社がベトナムで、御社がネパールで開発を進めており、どちらも英語と日本語を話せるという言語の点で開発をスムーズに進められました。
また、開発にあたり他のベンダーさんにも相談をしましたが、当時、既に2016年から研究・開発を行っていた御社の方が知見があったことで、要件段階から工数削減のご提案を頂いたり、実装面でもスピード感のある開発を行うことができました。
ありがとうございます。
言語の面も含めて、スピード感を持ってプロジェクトを進められた、またそれを体感していただけたのは我々としても非常に良かったです。
次に、エアスマAIを通じて世の中に提供したい価値や実現したいことをお聞かせください。
少し弊社の紹介にはなってしまいますが、弊社では日本生産性向上プロジェクトを立ち上げ、人口減少が進む中で、AIや海外のリソースを最大限活用して生産性を向上させることを目指しています。
一つとして、AIを活用することで各人の生産性を上げることができると考えています。
ITが革命を起こしてきたように、AIも時代を変える力を持っていると思います。
啓蒙や研修も含め、AIを使って日本の生産性を向上させることが大きな目標です。
素晴らしい目標ですね。
日本生産性向上プロジェクトの一環として今回のエアスマAIがあると考えると、これを活用して日本の生産性を向上させないわけにはいきませんよね。
そうですね。
ただ、エアスマAIというのはあくまで一つのプラットフォームに過ぎません。日本生産性向上プロジェクトに賛同いただき、一緒にAIを広めていけるパートナーと連携し、このプロジェクトそのものを世の中に広めていきたいと考えています。
実際のところ、一般社団法人生成AI活用普及協会であるGUGAさんとご一緒するなど、AIを活用して生産性を向上させる取り組みを進めています。
素晴らしいお取り組みですね。
弊社ももちろん御社のプロジェクトに賛同しておりますし、皆さんがエアスマAIを導入することで、企業や個人の業務の最適化や効率化が進むことを期待しています。
その上でも、使いやすいUXやUIは非常に重要ですね。
エアスマさんとの取り組みを通じて、このサービスが働きやすさの向上に貢献すると考えています。
はい。
普及させるという意味でもUX・UIの部分は非常に大事になってくるので、今回のエアスマは多くの方が使いやすいものになっていると思います。
ありがとうございます。
次に、弊社がアサインする前の課題感についてお聞かせください。
当時、法人向けのサービスを提供する企業が多く、後発である弊社がどのように差別化を図るかが課題でした。
その時に松本さんに壁打ちをさせていただき、UI・UXも含めたサービスをどのように広めていくかを相談しました。
また、マーケティングやブランディングの面でも御社の知見を活用させていただきました。
ありがとうございます。
弊社は2016年からAIの研究開発をしてきた経緯もございますが、マーケティングノウハウも並行して提供しておりますので、そこのソリューションが活きたと仰って頂いたのは光栄です。
とはいえ、おそらく他社さんもあった中で、我々を選んでいただいた理由は何でしょうか?
確かに他社さんでも似たようなことをしてる会社はありましたが、何より弊社役員陣含めグループのたくさんの方とのお繋がりや、評判、更には御社のフットワークの軽さや豊富な知見が決め手でした。
1年前の話ですが、AI開発を行う企業は多くありましたが、すでにナレッジがあるという企業は少なく、時間がかかってしまうことが多かったです。
その中で御社は古くから蓄積されたナレッジがあったため、信用もできましたし、スピード感を持って開発をすることが出来ると思ったからです。
ありがとうございます。
2022年にちょうどOpenAIが出てきた時に、弊社はUIの簡素化に注力しました。
エンジニアに早い段階で選択と集中を行い、学習させたことがそのスピード感に繋がったと思うので、そこはあの時やっていてよかったなと思っております。
そうですね。
UI・UXも元々はアメリカからのものなので、日本人に合わない部分がありますからね。
いやぁその感覚分かります、お話してる時にシンクロ出来て良かったと思った瞬間でした。
ありがとうございます。
次に、弊社のサービスをどのような方にお薦めしたいですか?
正直に言うと、御社はビジネス面でも開発面でもバランスが取れている企業だなと感じました。
AIに限らず、開発ニーズやマーケティング、事業開発課題のある企業には是非ともお勧めしたいですし、ご紹介したいと考えております。
そう言って頂けて大変光栄でございます。
お客様の満足度は、弊社のミッションとしてマスト条件に入っているので、そういった評価をいただけたことはとても嬉しく思います。
では次に、似通った質問にはなってしまうのですが、今利用を迷っている方に向けてのメッセージはありますか?
フットワークの軽さ、ナレッジ、知見の部分は他の企業さんよりやはり優れていると感じましたし、信頼のおける企業さんです。
松本さんと壁打ちをした上で、設計、戦略、開発まで一貫して進められる点も強みだと思います。
また、弊社もサービス提供できるので、これからも一緒に何か出来るといいですね。
これはほんと自社では気付きづらい強みなので、このようなフィードバックをいただけることは非常にありがたいです。
またエアトリさんと一緒にプロジェクトを進めることが出来るのも嬉しいですね。
いえいえ(笑)
やはり、御社のグローバルなナレッジは、日本のAIが遅れを取る中で、調査やPDCAを迅速に行えるという意味においても非常に大きな強みだと感じました。
ここは本当に日本国内でもトップクラスだと思います。
ありがとうございます!
そういったところも弊社の強みとして今後とも生かしていきたいと思います。
最後に、弊社に期待することがあればお聞かせください。
海外の大手企業が良いサービスをどんどん作っていく中で、日本企業が作る生成系AIが淘汰されないよう、引き続き新しい情報を使いやすく便利に、変化に柔軟な開発を進めてほしいです。
エアスマAIは使いやすく便利で安価なサービスですので、逆にこれをローカライズして世界に広めていければと思います。
まずは一緒に日本のAI普及に貢献していきたいです。
確かに日本で成功することが、世界で通用するための第一歩だと思います。
国内でGAFAに負けないポジションを作っていけたら良いですね。
本日はありがとうございました。
はい。
まだまだこれからですので、共に頑張っていきましょう。
こちらこそありがとうございました。
株式会社エアトリ 矢野様
ありがとうございました
お願いいたします!\ SNSで簡単シェアはこちらから /